今日のドラマはアメリカン

海外のTVドラマを楽しむブログ

The Human Stain(2003) 白いカラス

白いカラス 【DTSスペシャル・エディション】
人はどこまで裸になれるか・・・
ニコール・キッドマンは全裸でした。(そういうことじゃなく・・・)
めずらしく邦題がいいです。これ付けた人はちゃんと映画を見てから付けたんだなっていう気がします。

 

今時、なんでもかんでも人種差別に結び付けて騒ぐ黒人がいるのを見ていると、今やアメリカで黒人は弱者ではないと思えるけど、ここに出てくる主人公はちょっと複雑な状況。時代もちょっと古いしね。実際、この映画の中でも、主人公の妹にそんなセリフを言わせている。

黒人の血を引きながら、肌の色が白いために人種を偽って生きる主人公。最愛の人にも真実を打ち明けることができない。

彼がどれだけ人種差別の辛さを身にしみて知っているか・・・なのに、この人が人種差別発言をしたということで職を追われ、最愛の妻まで失ってしまう。自分の境遇をぶちまけてしまえば、あっさり解決するこの一件に、彼は沈黙を守り続ける。なぜなのか?その理由が、回想シーンで描かれていく。

それと同時に、現在の彼が出会うフォーニアという女性。彼女は、白人ではあるけれど、幼いころから心に多くの傷を負ってきて、野鳥保護センターのカラスが唯一心を許せる相手。そんな過去に深い傷を持つ2人が出会い、お互いを求め合う。

最後、死ぬ前に、彼は彼女に自分の秘密を打ち明けた(と思う)。

 

主人公の若いころを、ウェントワース・ミラーが演じているという理由だけで見たけど、見ていてとても胸が痛くなる作品で、いろいろ考えさせられました。

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