今日のドラマはアメリカン

海外のTVドラマを楽しむブログ

Pride & Prejudice (2005) プライドと偏見

激しくヒマなお話。暇そうな人々をひたすら見続けながら、いろいろな思いをめぐらし、結局なぜか暇をもてあまさないという作品。

 

めまぐるしく場面が展開する現代劇とは違って、ものすごくゆったりとした時間を見つめながら、でも、そこにいる人たちはマジなんだと思うと、時代の違いを感じる。

 

男社会だった時代、結婚しなければ生きていけない女たち、誰と結婚するかで大きく運命は変わる。毎日毎日、結婚相手を求めては舞踏会や、軍人が集まるところへ出向いていく娘たち、そしてその母。

娘ばかり5人も持ってしまったベネット家。母は、娘たちの幸せのため結婚相手を探しているようだが、いつしか自分の幸せにすり替わってしまう。というか、その境が曖昧。それは時代が変わっても不変なものに思える。

一方、父親のベネット氏は、娘たちの個々をちゃんとわかっていて、誰にどんな相手がふさわしいのかわかった上で、将来を心配している。

時に暴走する妻や娘たちを温かく見守る、父親役のドナルド・サザーランドがイイ。この人、顔は悪役顔だけどすっかりやさしいパパというか、おじぃが似合う人になってるような。

リジーとダーシーが、分かり合うまでの時間とチャンスがあったからこの話はよかったけど、彼のように第一印象で誤解されやすい人はやっぱり損なのだなー。でも、私はダーシーをそれほど高慢な感じには思わなかったけど。

建物や風景も美しく、誠実な恋愛モノで、見た後ほんわり癒される感じ。慌しい毎日を送っている人は、たまにこんなの見てみるのもよいかも。

広告を非表示にする