今日のドラマはアメリカン

海外のTVドラマを楽しむブログ

The X-Files 11-1 My Struggle III 闘争 Part3

おいっ!! と思わず出た、心の第一声。

 あのまま終わる気か?!という前シーズンの最終話を目撃した全世界からのツッコミ(があったであろう)に応えるために制作されたに違いない、という前提で話をすれば、だけれど。

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 それはないでしょう。やっちゃいけないやつじゃん、これ。がっかりだなぁ。ドラマを見ていて、たまにこういうのに引っかかってしまい悔しい思いをすることがある。でもまさかXファイルがこれをやるとは、二重の意味で裏切られた感じ。

 新シーズン公開後、なるべくコメント読まないようにはしてきたけれど、完全にはシャットアウトできず。そんな中、なんだかこのエピソードに関してアメリカ視聴者からの評判悪いなぁ、という気配は感じていた。

わかりました。この目で見て、あぁそういうことかと。この想いは万国共通でしょうよと。長年のファンなら特にその気持は強いはず。なぜなら好きだから。

 モルダーには、ミスターX亡き後、新たなる謎の組織を率いるミスターYとの遭遇もありました。この事は、スカリーにはまだ話していないね、モルダーくん。

 いろいろ不満に思う点はある。でもね、CMSと旅に出たあの頃のスカリーをもう一度見ることができたりして、いいこともありましたよ。可愛かったなぁスカリー。そして、回想シーンから戻っても、スカリーのブレないキャラに感心したりね。

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と慰めてみても、やっぱりモルダーとウィリアムが兄弟っていうのは許しがたいなぁ。うぅむぅ。

 愛する男性の子供を授かったと思っていたら、その男性の父の子供だったことを知るのと、愛する女性が自分の子供を生んだと思っていたのに、自分の憎むべき実父の子供だった、つまりそれは自分の弟になるのだと知ること、のどちらが辛いだろう。比較できるものではないが、その辛さを抱えた男女が愛し合っていることと、これからそのことを背負い続けていくことが辛すぎるではないか。

 何かの間違いであってほしい。何かのっていうのは、もちろんCSMの失敗を意味する。あの人、意外におっちょこちょいだからね。

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