The X-Files 11-2 This 死後
優秀な人間が危機に陥った時、頼る相手は同様に優秀な人間である
というのは、あながち間違っていないと思わされる。前エピソードで、ミスターYと一緒にいた女がモルダーに下した評価の基準がこれ。危機に陥っていたのは、ラングリー。で、そのラングリーが助けを求めたのがモルダーだった。
ここ最近、モルダーとスカリーの二人の生活がよくわからない。今日も、モルダー宅にスカリーはいる。つけっぱなしのTVを前に、慣れた感じでカウチでうたた寝する二人。そこへ突然、死んだはずのラングリーがモルダーのスマホの画面から呼びかけてくる。
"俺は死んだのか?"と。
リチャード・リンゴ・ラングリーっていう名前だったのね、ラングリー。英雄としてアーリントン墓地に埋葬されて早16年ですか。そのラングリーから連絡があった直後、銃撃を受けるモルスカ。あんたたち一体、普段どんな生活を送っているの?とまた疑問に思ってしまうような、コンビプレイと軽い身のこなし。確実に昔より腕を上げてるお二人さん。対戦相手は、ロシアのパリュー・サービスという新悪役チーム。
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ラングリーは、生前この組織と契約していて、死後、サーバへアップロードされていたらしい。「アップロード」というワードで真っ先に思い浮かぶのが'"Kill Switch"。パンダ目の女がアップロードされていったっけ。 あのエピソード見てから、ずっとあの世界に行きたいと思っていたんだ。生身の体がなくても、メモリーだけがあれば良いのではないだろうかと。今、火星移住計画とか実しやかに囁かれているが、体がなければ人類を選抜しなくても移住することはできそうじゃないのか、って。誰か、そっちの方向で考えてくれないかしら。電源切れたら終わりだろうっていうのも悪くないのでは。
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あとね、今年の猛暑に思う。この熱をなにか有効活用できないのでしょうか。冬の雪を保存している地域があるように、この熱も冬に活用できるエネルギーとして蓄えておくことはできないのだろうか。人が苦しむだけってつまらないじゃん。誰か、賢くてお金があって暇な人、考えといてください(丸投げ)。よろしく。
あ、そうそう、大事なことがあったっけ。X-Filesはすべて電子化されていたという事実。オフィスに行かなくてもファイルが見れちゃうんだって。その電子化に関わったのが前出の組織で、まんまと悪用されちゃったってわけ。
ったく、FBIって・・・。
最後に。ストーリーには何も関係のないけど、ジリアンの息子ちゃんたちもちゃっかり出演してる!