シャロン・レイダー The Closer から Major Crimes への道程 (1)
Major Crimesを見ているうちに、The CloserでFIDのシャロンがどのようにを重大犯罪課に関わってきたのか振り返ってみたくなってしまった。
スピンオフになるだけあって、最初から気になる存在だったのは確かだけど、やはり主役はブレンダだったので、あまり詳細を覚えていない。改めてシャロンを軸に見てみよう。
目的のためには手段は選ばないブレンダと、正当法で結果を出そうとするシャロンは、火と水のようだけれど、正義と情のあるという共通点のある2人。
クローザーのシャロン登場は、全部で26エピソード。
初登場は、シーズン5
5-3 Red Tape 赤い規制線
タイトルのRed Tapeはキャプテン、レイダー率いるFIDのワーニングテープの色。重大犯罪課の黄色いテープと、FIDの赤いテープで縄張り争い。ブレンダが何度も赤いテープを引きちぎる。ブレンダとシャロンの初対決は、ブレンダに分が悪い。必死に階級で防衛するも、ちょっと虚しい。2人の対決はワイルドで楽しいわ。
5-7 Strike Three 翻る半旗
フリンがシャロンに食ってかかるシーンが幾度と無く出てくる。後の2人の関係を知ってから見るのは、なかなか乙なものです。
5-15 Dead Man's Hand 死者は語る
シャロンとブレンダのコラボ・・・という名の対決。
→5-15 Dead Man's Hand 死者は語るの記事
シーズン6
6-2 Help Wanted 不条理な排斥
シャロンが突然ブレンダ元にやってきて、今までの経歴を根掘り葉掘り調査する。その上、捜査現場につきまとう。どうやらポープの本部長への昇進絡みの身辺調査らしいとわかり、仕方なくブレンダは協力する。しかし、終わってみれば、それはブレンダを本部長へ応募させるための調査だった。シャロンは、ブレンダを候補に値すると見込み、自ら彼女の仕事ぶりを確認し、応募書類まで記入して渡したのだ。She is cool, isn't it?
6-9 Last Woman Standing 最後に残った女
シャロンの上昇志向がわかる。本部長への昇進を渋るブレンダを、なだめたりすかしたりおだてたり・・・あの手この手で説得するシャロン。それは、自分のためでもありロス市警の女性のためでもあり。ブレンダにファッションのアドバイスをするシーンが楽しい。
6-11 Old Money フリンの受難
シャロンはここでアンディの発砲事件を捜査している。シャロンが急に重大犯罪課に協力的になり始めたことに、ブレンダ始め課内でも違和感を感じている者もちらほら。最後には、ブレンダをランチに誘ったりして。もちろん"仕事の"って付け加えてたけど。
6-13,14 Living Proof: Part One 終わらない悪夢(前後編)
クリスマスイヴに事件が起こる。現場に駆けつけた警察車両が被害者を引いてしまう。当然よばれるのがシャロン。家族で過ごそうと思っていた計画が丸つぶれ。もちろんそれは、重大犯罪課のメンバーも同じなのだが、シャロンにしてみれば身内の無実が証明されればお役御免というわけで、必死に仕事を終わらせようとするが、そうは問屋が卸さない。クリスマスホリデーって彼らにとってはそれくらい重要なのね。
突然L.A.に押しかけてきたブレンダの両親に"友人"と紹介されたり、いつもと違う妙なテンションなシャロンが見られる。
ファイナル・シーズン
長くなったのでシャロン・レイダー The Closer から Major Crimes への道程 (2)へ続くよ。シーズン7は全部で18話もあるのだ。